毎日使うことの多いスマートフォンですが、個人情報や写真など様々なデータが詰まっています。いざという時でもこれらのデータを救い出すため、定期的にバックアップを取ることが重要です。
今回は、iPhoneのデータをバックアップする方法について紹介します。
iPhoneのバックアップとは
日本で利用者の多いiPhoneですが、データをバックアップする機能が標準で備わっています。
iPhone内にあるデータのうち、個人でバックアップが必要なのは以下のような項目です。基本的には「iPhoneの中にしかない」データが対象となります。
- 写真や動画などの撮影データ
- アドレス帳などの連絡先
- 各アプリのデータ(設定内容など)
Webで提供されているサービス(Gmail、ブラウザゲーム、Twitter、Instagram など)は、iPhoneの中ではなくサーバー側にデータが保存されています。
アプリ内部でバックアップの機能が提供されている場合もあります。利用しているアプリにバックアップ機能が付いている場合は積極的に活用しましょう。
iCloudを使ってiPhoneを毎日バックアップ
iPhoneのデータバックアップには「iCloud」を使うことがオススメです。
iCloudを利用すると、Appleのサーバーに様々なデータを預けることができます。iPhoneが壊れたり、新しいiPhoneに機種変をした場合でも、iCloudからデータを復元することができます。
設定方法は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- 画面上部のApple ID名をタップ
iCloud
をタップiCloud バックアップ
をオンにする
Wi-Fiに繋がった状態・iPhoneを充電中・画面ロック中の条件が重なると、毎日1回自動的にバックアップが行われます。基本的には寝ている間にバックアップが取得されるイメージです。
iCloudでiPhoneをバックアップする際の注意点
無料プランでは最大 5GB
までしかバックアップを保存できません。
写真が多い場合などは間違いなく収まらないため、何らかの工夫をする必要があります。
1つ目の方法は、バックアップデータを減らして5GBに収めることです。写真や動画のバックアップは諦める・容量の大きいアプリデータは除外する、などの工夫により5GB未満にすればOKです。
2つ目の方法は、有料プランで保存容量を増やすという手段です。有料プランの場合、月額130円で 50GB
、月額400円で 200GB
まで容量が拡張されます。(私は50GBを契約中です)
データの重要度や月額料金とのバランスを考慮した上で検討することをオススメします。
まとめ
iCloudにiPhoneのデータをバックアップする方法について紹介しました。
一度設定してしまえば、毎晩自動でバックアップを取得してくれます。
毎日使うスマートフォンの中には多くのデータが保存されています。いざという時に困らないためにも、正常に動いているうちからバックアップを習慣づけましょう。