iPhoneの「Night Shift」機能を紹介します。
目の疲れや睡眠の質に影響すると言われる「ブルーライト」を軽減してくれる機能です。
夜にiPhoneを使うことが多い人や、目が疲れやすいと感じている人にオススメです。
ブルーライトとは何か
ブルーライトとは文字通り青い光のことを指しています。
青く見える光以外でも、太陽や蛍光灯、パソコンやテレビ、スマートフォンなどから出ており、日常生活でよく目にしている光の一つです。
そのブルーライトですが、大量に浴び続けると目の疲れに繋がったり、夜に浴びると睡眠に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
ブルーライトをカットするために、専用のメガネや画面保護シートなどが発売されており、これらを利用することでも、目に入るブルーライトを軽減することができます。
iPhoneのNight Shift設定とは
iPhoneを利用している方は多いと思いますが、そのiPhoneにもブルーライトをカットするための機能が備わっています。
「Night Shift」と呼ばれており、画面の色合いを調整して青色の光を軽減するものです。
使い方は簡単で、設定アプリから「画面表示と明るさ」→「Night Shift」を有効にするだけです。次の3パターンがあります。
パターン1: 手動
Night Shiftの設定画面からオン/オフを切り替えます。
パターン2: 時刻指定
Night Shiftをオンにする時間、オフにする時間を指定できます。
パターン3: 日の入・日の出
日の入の時間にオン、日の出の時間にオフを自動で切り替えてくれます。
オススメの設定はパターン3の「日の入・日の出」です。
Night Shift設定の注意点
iPhoneのブルーライトをカットしてくれる便利なNight Shift機能ですが、いくつか注意点があります。
ブルーライトを完全にカットするわけではない
あくまでも青い光を「軽減する」ものであり、ブルーライトが完全にカットできるわけではありません。
画面の色合いが変わる
Night Shiftをオンにすると、画面全体が黄色っぽくなります。見ているうちに慣れますが、写真やゲームアプリの色にも影響するため注意が必要です。
バッテリー消費が少し増える
Night Shiftをオンにすると、iPhoneのバッテリー消費が少し増えます。
バッテリーの持ちが悪い場合や、残量が少ない場合にはNight Shiftをオフにすることで電池消費を抑えることができます。
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まとめ
ブルーライトは日常でよく目にする光ですが、浴び続けることで目の疲れや睡眠への悪影響が懸念されています。
iPhoneには「Night Shift」と呼ばれるブルーライトをカットする機能があります。日の出や日の入りに合わせて自動でオン/オフできます。
画面の色合いが変わったり、バッテリー消費が増えるなどの注意点はありますが、ブルーライトが気になる人はぜひご活用ください。