Xアクセラレータのメリット・デメリット・注意点を解説

サーバー設定

Xアクセラレータ(エックスアクセラレータ)とは、サイトの高速化ツールです。
レンタルサーバーの「エックスサーバー」で利用できます。

キャッシュ効果によりサイトの速度が速まるメリットがありますが、
アクセス制限などを掛けている場合など、一部のサイトでは注意が必要です。

 
2018年11月29日から順次有効化される予定ですので、必要に応じて設定を見直しましょう。

エックスサーバーの高速化設定



Xアクセラレータを無効化した方が良いパターン

Xアクセラレータの実態は、キャッシュサーバーです。
一度表示したコンテンツを記憶しておくことで高速化を図ります。

一方で、一度表示した内容を使い回せないサイトでは注意が必要です。
以下のような機能を使っている場合は無効化をオススメします。

  • .htaccess で IP アドレス制限を掛ける場合
  • .htaccess で PC / スマホの表示切り替えをする場合
  • ランダム機能などにより、内容が毎回変わるサイト
  • サイト構築時などデザインを頻繁に調整するとき

 
いつ誰が見ても同じコンテンツ」を表示させる場合は、有効のままで OK です。
見る人やタイミングによって、内容が変わる場合は注意しましょう。

Xアクセラレータで高速化が見込めるサイト

Xアクセラレータを有効化するメリットは、高速化と負荷対策です。
同じコンテンツにアクセスが集中するシーンでは特に威力を発揮します。

公式アナウンスでも「同時アクセス数が最大10倍以上」になるとされています。
特に、以下のようなサイトでは高速化の効果が期待できます。

  • アクセスが一定以上ある場合(月間数万 PV 以上)
  • 特定のページにアクセスが集中する場合
  • JavaScript や CSS を多く使用している場合
  • 画像を大量に使用している場合
  • 同時アクセス数が多い場合

 
短い時間にアクセスが集中すると、Xアクセラレータのメリットが出てきます。
Twitter などでバズった時の対策としても有効です。

Xアクセラレータがあまり効かないサイト

逆に、Xアクセラレータとの相性が良くないサイトも存在します。
以下の場合は、高速化の効果があまり期待できません。

  • ログイン機能を有した会員サイト
  • アクセスされるコンテンツがバラけている場合
  • CDN やキャッシュ機能を既に使用している場合
  • テキストメインの軽量なサイト

 
Xアクセラレータの標準設定では、画像・CSS・JS がキャッシュ対象です。
そのため、テキストメインの場合は、あまり恩恵が受けられません。

WordPress のキャッシュ系プラグインを入れている場合は、Xアクセラレータと機能が被ることになります。いずれか片方の無効化を検討した方が良いでしょう。

Xアクセラレータのメリット・デメリットまとめ

Xアクセラレータは便利な機能ですが、使う場合には一部注意が必要です。

  • アクセス集中時の負荷軽減や、サイト高速化の効果が期待できる
  • テキストメインのサイトではあまり効果なし
  • .htaccess でアクセス制御を行っている場合は無効化を推奨

 
今後は自動で有効化されるため、予め自分のサイトを確認しておきましょう。

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