サーバー構築の初心者にオススメの学習方法を、ステップ別に紹介します。
「VPS」を用意した上で、Web サーバーや DB サーバーの構築にチャレンジしてみましょう。
OS の設定も学べる VPS が初心者にオススメ
サーバー構築を学習するためには、Linux 系の OS がオススメです。
無料で使える OS も数多くあるほか、コマンド操作も習得することができます。
サーバーを自前で構築する場合、以下のような設定が学べます。
レンタルサーバーでは意識する必要がありませんが、VPS では自分で管理が必要です。
- SSH の接続設定
- 各種ソフトウェアのアップデート
- Web サーバーのポート開放(80, 443)
- ファイルの権限設定
- セキュリティ対策
構築内容によっては、ファイアウォールなどのネットワークに関する知識も身につきます。
「自分でサーバーを管理する」という点からも VPS がオススメです。
nginx で Web サーバーを構築する
初心者の方にオススメなのが、Web サーバーの構築です。
構築が比較的容易で、目で確認できる成果が出るためモチベーションにも繋がりやすいです。
Web サーバーを構築する際は、「Apache」もしくは「nginx」を推奨します。
どちらも広く使われており、採用事例やエラー対処に関する情報が豊富なためです。
シンプルな HTML を配置してインターネットからアクセスできるようにしましょう。
Web サーバーの仕組み、サービスの起動停止、ポートの開放などが身につきます。
構築完了後は、HTML に加えて JavaScript や CSS を試してみるのもオススメです。
MySQL でデータベースサーバーを構築する
Web サーバーが構築できた後は、DB サーバーにチャレンジしましょう。
WordPress やブログを導入する場合には、データベースが必要となります。
データベースを学習する際は「MySQL」がオススメです。
無料で利用できますが、小規模から大規模まで幅広い採用実績があります。
データベースが無事に動くようになれば、サーバーで出来ることが一気に増えます。
DB サーバーの次のステップとしては、WordPress 構築などにチャレンジしてましょう。
まとめ
サーバー構築の初心者にオススメの学習方法を紹介しました。
OS の設定やコマンド操作を身につけるために「VPS」を用意しましょう。
その後は、Web サーバーや DB サーバーの構築を試すことで幅広い知識が身につきます。
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